2025年05月07日
斎場の惨状

↑ 斎場の渡り廊下の脇の庭園。雑草が目立ちます。

↑ 「聖域の庭」とあります。斎場にとって神聖な場所ということらしいのですが、、、。

↑ こちらは別の庭園。
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近親者の葬式がほぼ毎年行われるようになり、市が運営する斎場に足を運ぶことが増えました。
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死者を見送る場です。山本周五郎の小説の赤ひげ先生は「人間の一生で、臨終ほど荘厳なものはない、それをよく見ておけ」と保本医師に伝えています。斎場はその荘厳さの最後を司る場のはずです。
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ところが、生い茂る雑草が荘厳さの腰折れを誘います。特に、お骨を拾う部屋の隣にあり名前も付けられている庭の惨状が目につきます。
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「これを見て、担当者は平気なのだろうか、、、。」と、毎回、思わずにはいられません。いつ来ても荒れ放題です。
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斎場では温かい緑茶が飲めません。
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市は緑茶化計画を推進中と聞きます。聞くところによる「地球上で最も緑茶を愛する」街なのだそうです。
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ところが、冷たいPETボトルのお茶か自販機の冷たい飲料があるだけです。温水器は使用中止で、やかんの姿も見えません。
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死者を見送る者が温かいお茶を飲めない「地中上で最も緑茶を愛する」街の斎場とは最高の皮肉です。
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行政の軽さが現れているように思われます。
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